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bluewoody のミニエッセー・シリーズ

〜英語は旅路の彩り〜 17
 
 
合格した人、そして不合格だった人へ。
                   平成13年8月初旬

 平成13年度・第1回試験。
 
 合格した読者には、心から「よかったね」といいたい。
 
 これまでに合格の知らせをくれた読者は、準1が6人、2級が4人。各位には、筆者から「おめでとうメール」をお送りした。

 毎回、合格の報告メールをもらうたびに、筆者の心もまた、喜びに染め上げられる。読者の成功は、マガジンの「総合戦略編」でもつねに述べているようなヘビーな達成感をもたらしてくれるのだ。
 
 読者が合格できたのは、無論、本人の実力が第1原因である。そこに、少しだけだとしても、このマガジンがお手伝いできたらしいことは、各位の報告メールから察せられる。そこに筆者としては、なんともいえない嬉しさを感じるのである。

 「合格はできなかったけれど、今回はここまで進めました」とのメールをくれる読者もいる。これもありがたい。こんな人は、「次も頑張る」という決意を、明るく示してくれるからだ。

 この態度から、筆者は元気をわけてもらうことができる。だから、筆者が待っているのは、合格者のメールだけではないのである。
 
 いろいろな理由で、合格できなかった人にきいてほしい。めげずに、次回を狙おう。

 人はそれぞれ、「理由」や「事情」を、その肩に背負っているものだ。そのために、はからずも簡単には合格を達成できない人もいる。勉強をしたくても、なかなか時間がとれないこともある。

 だからこそ、英検は年に3回、挑戦の機会を与えているのだろう。
 
 「次がある」という考えに溺れてしまえば、危険だ。しかし、同時に、「次がある」というアイデアは、新たな希望と、意欲を自分の中から引き出してくれる魔法の言葉でもある。

 自分に都合のいいように、言い換えれば、自分を向上させるために「次がある」を使いこなせばいいのだ。これができかどうかは、君の心の熱さにかかっているのだろう。

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