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bluewoody のミニエッセー・シリーズ

〜英語は旅路の彩り〜 59
 
 
◎しぶとく、挑戦し続ける
                 平成17年5月



 1回や2回や3回の不合格がどうだというのか。人生は短いようで長
い。英検を制覇するチャンスは、まだまだある。

 英検に不合格となったことを、君自身の「英語能力」(妙な言
葉だが)をあたかも否定されたように受け取ってはならない。
 
 使うための言語を習得するには、人によって千差万別のアプローチ
があるはずなのだ。

 君が今回合格できなかった原因は、君がこれまでに義務教育で受け
てきた「英語教育」なるものが、「実用英語」を標榜(ひょうぼう=主義・主
張や立場などを公然と唱えること)する英検向きでなかったことにあるかも
しれないのだ。

 私は、今回合格しなかった人へ慰めをいっているのではない。君が合格で
きなかったのは、合格するために支払った努力の方向が的確でなかった可能
性があるといいたいのだ。

 だとすれば、「実用英語」を意識的に勉強する方向に向かえばいい。要す
るに、合格への方法論を徹底的に見直せばいい。自分なりに工夫して。
 
 だから、不合格を、自分の能力不足ゆえと、単純に結論してはいけないので
ある。なぜ不合格だったのかを、探りぬいてもらいたい。この地点から、「復活」
への曙光がさしこんでくるだろう。



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